◆新聞社:日刊工業新聞社 掲載年月日:2009年03月04日 6面に掲載◆
東和テック、87種の電気系CADに対応した変換・照合ソフト発売
【浜松】東和テック(静岡県磐田市、小澤茂雄社長、0538・39・2190)は、
87種の電気系CADに対応した変換・照合ソフトウエア「スマートネット」を発売した。
回路設計用の変換ソフトは数が少なく高価だった。
新製品は1万9800円と低価格。
電機や自動車業界向けに3万本の販売を目指す。
「アレグロ」「CRー5000」など国内外のほぼすべてのCADを網羅。
回路情報を抽出したネットリストを読み込むだけでCADメーカーを自動選定し
フォーマットを指定すれば変更が完了する。
二つのネットリストを照合して差分の確認も可能。英語、韓国語、中国語にも対応した。
ウェブからのダウンロードのほか総代理店のシーエスアイジャパン(大阪府守口市)を通じ販売する。
電気系CADの変換ソフトは機械系ほど普及しておらず、既存製品は40数種対応でも
10万円以上するという。国内には約25万人のエレクトロニクス技術者がいるとされ、
当面はシェア10%を目指す。
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